「中越パルプ工業株式会社セルロースナノファイバー商業プラント立地協定調印式」実施報告

本市は、中越パルプ工業株式会社と、セルロースナノファイバー商業プラント立地協定を結び、本日調印式を実施しました。

今回の計画は、炭素繊維に変わり得る新素材として、現在国や産業界が注力するセルロースナノファイバー(以下、CNFという。)の商業用プラントを建設し、CNFの製造・販売のほか、プラスチックに混練した加工品の製造・販売を行うものであり、生産量は年間100 トンと業界最大規模を計画しています。
プラントは鉄骨造の2階建てで、平成29年6月の操業を目指しており、3名の新規雇用予定者も想定しています。

今回製造・販売を行うCNFの原料には、木材のほか、同社のみが技術を保有する竹も用いることとしており(竹によるCNF製造は全国初)、現在、竹を再生可能な資源として活用し、産業振興につなげようと本市が取り組んでいる「竹バイオマス産業都市」の今後の事業展開にも好影響をもたらすものと期待されます。

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