竹バイオマス産業都市構想とは

薩摩川内市周辺の竹資源を「バイオマス(生物由来の再生可能な有機資源)として」捉え直し、従来の竹利用分野だけでなく、さらに多様・多機能な材料および製品、竹資源の収集・処理事業も含め、産業の上流から下流までを視野に入れた真の産業化を推進する活動を創造する都市づくりを指します。

竹バイオマス産業都市構想の全体イメージ

竹バイオマス産業都市構想の全体イメージ図

薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会

この産業都市構想を薩摩川内市周辺の住民や企業、団体等にとって現実的な価値の創造に寄与していくことを目的に関係者の多様な視点をぶつけ合い、今後の方向性を検討し、相互の価値を生む連携を推進するための場として形づくって行きます。

協議会の活動対象

竹バイオマス産業の上流から下流まで

竹バイオマス産業の上流から下流まで

竹バイオマスに関する事業の原資源からマーケットまで、産業の上流から下流までの全体を活動対象とします。

連携が付加価値につながる活動

竹バイオマス事業推進において、協議会での連携が付加価値につながる(可能性を持つ)活動全般を対象とします。

連携が付加価値につながる活動例

  • 最新・関連情報の共有
  • テーマ別研究会
  • 関連技術や知識の普及啓蒙
  • 地域ブランド化での認知向上
  • 共同広報
  • 自治体や省庁予算の共同確保

推進体制

薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会は下図のような体制で推進しています。

薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会組織図


役員・事務局長紹介

  • 会長 冨田 実(中越パルプ 川内工場長)
  • 副会長 田中 博(薩摩川内市企業連携協議会理事長)
  • 副会長 永田 一廣(薩摩川内市副市長)
  • 事務局長 有馬 眞二郎(薩摩川内市商工経済シティセールス部長)

役員会

本事業推進の核となる市内外の産学公等メンバーにより構成し、本協議会の実効的な運営に向けた検討を行います。

  • 会長 1名
  • 副会長 2名

分科会

竹バイオマス産業都市構想の実現に向けて、事業化を促進するために以下の5つの分科会を設置して取組みを進めて行きます。同時に参加企業等にとって、欲しい情報の収集と検討、ビジネスパートナー探しの場・機会にしていきます。

分科会での検討等より、個々の企業、または会員企業等の連携による事業化促進等を活性化していくとともに、補助金情報や活用方法、事業計画作成方法等、会員企業の困りごとに適切かつ総合的に対応できるサポート体制によりご支援させて頂きます。

分科会別活動内容

産業用高機能材料分科会
竹繊維等を活用した精密機器資材・梱包材開発、高機能内装材、産業資材の高機能化等
生活市場向け製品分科会
高品質な機能性竹炭等を活用した食品やサプリメント、抗菌製品等の開発・促進等
竹セルロースナノファイバー活用促進等分科会
竹セルロースナノファイバーの優位性等を活かした活用促進や販路開拓等
竹バイオマス・エネルギー分科会
他地域等と連携したエネルギーの製造と活用促進等
竹の収集・処理地域システム分科会
北薩エリアを中心にした安定的かつ効率的な竹の収集・処理等に係る地域システム構築等

協議会事務局

薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会事務局

薩摩川内市役所 経済シティセールス部 産業戦略課内
〒895-8650 鹿児島県薩摩川内市神田町3番22号
TEL: 0996-23-5111(代表) / FAX: 0996-23-1704
Email: kigyo@city.satsumasendai.lg.jp